自律神経の乱れは怖い
今回は、【自律神経】についてお話ししていきます。
自律神経とは、呼吸器系・消化器系・体温調節などの人間が生きていくうえでの生命活動に大きく関わっており、昼や動いている時に働く“交感神経”と、夜やリラックス時に働く“副交感神経”からなっています。
交感神経が優位になると、血管が収縮・血圧が上昇することで心と身体がアクティブになります。
反対に副交感神経が優位になると、血管が膨張・血圧が下降することで心と身体がリラックスした状態になります。
自律神経の乱れは主に、ストレス要因と加齢要因が影響しています。
年齢を重ねることで女性は女性ホルモン・男性は男性ホルモンの分泌量が減少することで引き起こされます。
しかし、日ごろから運動を行っている人やストレスの影響をあまり受けていない人は加齢要因の自律神経の乱れの影響は受けにくくなります。
ストレス要因による自律神経の乱れはどの年代層でも引き起こされます。
自律神経の乱れがひどくなると、
☆倦怠感、多汗、頭痛、めまい、動悸、吐き気、不眠、手や足の痺れなどの症状が現れる“自律神経失調症”
☆耳鳴り・難聴・めまいの症状が現れる“メニエール病”
☆胃炎
☆下痢や便秘の繰り返しが何週間も続く“過敏性腸症候群”などの疾患も引き起こすため、自律神経の乱れを甘く見てはいけません。
次回は、自律神経のバランスを整える方法について紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。