筋肉がつらないためには?
就寝時や運動時、正座をしている時などに足がつって痛いという経験した方も多いのではないでしょうか?
今日は、筋肉がつる原因やその対策をお話ししていきます。
今日のテーマ
1.筋肉がつる原因
2.筋肉がつらないための予防策
3.筋肉がつってしまった時の対処法
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○筋肉がつる原因
筋肉に大きな負荷がかかると、筋肉が傷まないために筋紡錘・腱紡錘が働きます。
“筋紡錘”とは、筋肉が何らかの動きで伸張されることで筋肉が切れると判断し、それを防ぐために収縮しようと働くことです。
“腱紡錘”は、ある一定の負荷がかかりすぎると筋肉・腱が切れてしまうと判断し、それを防ぐために伸張しようと働きます。
しかし、この働きが正常に行われなくなることで異様な収縮が引き起こされるようになります。
① ミネラルが欠乏している
上記の働きが正常に行われなくなる要因とされています。
電解質が不足することで、神経伝達に障害をもたらし、けいれんを引き起こすと考えられています。
② 水分不足
水分不足は筋肉代謝が落ちたり、ミネラルの均衡がとれなくなる原因になります。
③ 筋肉の過労
栄養・睡眠不足や運動後にストレッチを行わない人は筋肉が過労してしまいやすい傾向にあります。
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〇筋肉がつらないための予防策
◎運動する
◎入浴などで身体を温める
◎ミネラルをはじめとした栄養バランスを考える
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〇筋肉がつってしまったときの対処法
・太ももをつってしまった場合は、つった部分を中心に太もも全体を優しく揉む
・すね、ふくらはぎをつってしまった場合は、ヒザをのばして座り、つった足のつま先を持ちながら、手前に向かってひく
つりが治まったら、つった部分を温めたり、優しくもみほぐすようにしましょう。
つった部分に湿布を貼るなどの冷やす行為は絶対にしないようにしてください。