産後の骨盤矯正はやるべきか?
今日のテーマ
1.出産前と後の骨盤の変化
2.骨盤矯正を受けるメリット
3.骨盤矯正は産後いつからいつまでに受けるのがベスト?
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○出産前と後の骨盤の変化
出産時、赤ちゃんは骨盤の間を通ります。
その際、骨盤が開くのですが、骨が変形して開いているのではなく、周りの筋肉や骨と骨をつなぐ靭帯が緩まることで骨盤が開くのです。
4カ月をかけ、ゆっくりと元の状態に戻そうと収縮するのですが、その期間に猫背や反り腰などの悪姿勢をとることで、骨盤が歪んだ状態で固定されてしまいます。
特に育児中は、赤ちゃんを抱っこなどで反り腰体勢になってしまうため姿勢に影響が出やすくなります。
そのため、多くの人は骨盤が歪んだまま定着していきます。
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○骨盤矯正を受けるメリット
☆肩こり・腰痛の改善
⇒妊娠中、大きいお腹でバランスを保つために反り腰になったり、出産後は赤ちゃんを抱っこすることで腰に負担がかかってしまい、痛みを引き起こします。
そういった習慣で悪姿勢が定着、筋肉が硬くなってしまうのを骨盤矯正で修正していきます。
☆尿漏れが改善
骨盤底筋の筋力低下で、内臓を支えきれなくなり、下垂した内臓が膀胱を圧迫して尿漏れを引き起こしてしまいます。
そのため、骨盤底筋を鍛えることで改善していきます。
☆痩せやすくなる
骨盤を正しい位置に戻すことで、血行が良くなり、代謝もアップします。
また、下垂した内臓を元の位置に戻すことで、ポッコリお腹が解消されます。
その他にも…
☆便秘の解消
☆睡眠の質が高まる
☆肌質改善
☆ガニ股・内股の改善
などなど
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○骨盤矯正は産後いつからいつまでに受けるのがベスト?
・自然分娩の方は、1~2ヶ月から
・帝王切開の方は、3ヶ月から
がだいたいの目安になります。
また、最低でも産後6ヶ月までに受けることをオススメします。
というのも、出産後6ヶ月を経過すると、骨盤が固くなってしまうため修正に時間がかかります。
6ヶ月を経過しても手遅れなんてことはありませんが、骨盤矯正を受けるなら早いうちに受ける方が良いでしょう。