寝不足の人は長生きできません
仕事が忙しくて、つい睡眠時間を確保できていない方が多いのではないでしょうか?
どうしても睡眠時間を確保できない人のために少しでも睡眠の質を高めて、翌日のパフォーマンスに影響を与えないための秘訣を教えます。
今日のテーマ
1、世界ワースト1位・日本
2、日本人が睡眠時間のワケ
3、睡眠不足のデメリット
4、睡眠不足の質を高めよう
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〇世界ワースト1位・日本
人間の体に良い影響を与える睡眠時間は、“7時間”とされています。
しかし。2020年の調査において日本人の睡眠時間の平均は6時間27分ということがわかっています。
また、日本人の約40%が一日に5時間も睡眠を確保できていないという事実も…。
このような結果は世界的にみても異常なほどで、この10年で日本人の睡眠時間は短くなる一方です。
では、なぜ日本人は睡眠時間を確保できないのでしょうか?
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〇日本人が睡眠不足のワケ
◎労働時間の長さ
アメリカなどの他国に比べると、一日の残業時間がおよそ3倍多いことが理由とされています。
近年では働き方改革と謳われてはいますが、実際には帰宅後、家で残業を強いられているため、労働時間はほとんど変わりません。
睡眠時間が短くなると、仕事へのパフォーマンスも低下するため、負のスパイラルになっています。
◎通勤時間の長さ
日本人は労働時間のみならず、通勤時間も長い!
多くの日本人が1時間以上をかけて通勤しています。
通勤時間が長い人ほど、病気のリスク上昇や離婚率が高いという結果があるほど。
◎電子機器の普及
今や私たちにとって、必要不可欠なスマホ。
スマホで映画やYouTubeなど、寝る間を惜しんでまでつい見てしまってはいませんか?
スマホから出るブルーライトはメラトニンという睡眠の質や導入に関係する物質を減らしてしまいます。
寝る直前までスマホを見ている人はレム睡眠(浅い眠り)が続くため、疲れがとれにくく、翌朝の目覚めに影響を与えます。
眠りの質を落とさないためにも、寝る1時間前にはスマホを見ないようにしましょう。
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〇睡眠不足のデメリット
・ストレスの蓄積
・疲労を感じやすくなる
・集中力の低下
・常にイライラしている
・肥満体質になる
・高血圧
・自律神経の乱れ
・自律神経失調症になる
など。
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〇睡眠の質を高めよう
① スマホのブルーライトフィルターをONにする
② ブルーライトカットの眼鏡を着用して使用する
③ 1時間前からはスマホを見ない
④ 食事は寝る3時間前までに済ませておく
⑤ 夜ごはんにタンパク質をしっかり摂取
⑥ 寝る前にホットドリンクを飲む(→ノンカフェインのもの)
⑦ 休日に寝溜めしない
⑧ 運動をする
⑨ ぬるま湯で入浴(→39度くらい)