ダイエット都市伝説
多くの方がダイエットを始める前に自分に合ったダイエット法をいろいろ調べるかと思います。
今の時代ネットでリサーチすれば、簡単にダイエットに関する情報がたくさん出てきます。
しかし、多くの情報が転がっている中、その情報が本当に正しいのか考えたことはありますか?
もしかすると、あなたの知っている知識はハッタリかもしれません。
今日はそんな“ダイエット都市伝説”についてお話していきます。
今日のテーマ
ダイエット都市伝説・8選
*************************
① 夜中に食事を摂ると太りやすい!
→✖
イギリスで行われた研究によると、20時前に食事したグループと20時以降に食事をしたグループでは、体重・栄養の摂取量についての変化は見られないことがわかりました。
夜中に食事をしたことで太ったという研究のほとんどは摂取カロリーについて明確にされていませんでした。
摂取カロリーが高い食事をすれば太るのは、朝・昼・夜問わず当然のことですよね?
② ダイエット中は、炭水化物や糖質は抜くべきである
→✖
よく炭水化物抜きダイエットや糖質オフダイエットなどを耳にしますが、これもよくありません。
短期間で減量できるため、変化を感じやすいかもしれませんが、リバウンドしやすいというリスクや睡眠の質を下げることにつながってしまいます。
就寝の2時間前に茶碗一杯分の糖質を摂ることで睡眠の質を高めることができます。
また、その次の日の運動で脂肪が燃焼されやすくなるなど糖質を摂ってはいけないというのは間違い!
減量中も適度に糖質や炭水化物をとるようにしましょう。
③ ダイエット中に肉を食べると太る
→✖
タンパク質であるお肉を摂取することで筋肉量が増加し、脂肪を燃焼しやすい体になります。
また、お肉を食べることでダイエット中の空腹感を紛らわせることもできます。
ですが、気を付けなければいけないのはお肉なら何でも良いわけではないということです。脂身の多いお肉や牛・豚のひき肉は避けるようにしましょう。
④ 食事制限をすれば、運動しなくても良い
→✖
食事制限をする人はダイエット後のリバウンド率が高いです。
また、食事制限+運動の人は食事制限のみの人よりもダイエット成功率が高いこともわかっています。
⑤ 有酸素運動は20分以上やらなければ効果がない
→✖
例え、5分の有酸素運動でも全く効果がないわけではありません。
全くやらないよりもやることが重要です。
ですが、脂肪燃焼効果を期待して運動するなら、20分~30分の有酸素運動は必要になってきます。
⑥ ダイエット中の筋トレはガタイが良くなる
→✖
筋トレをすることで体がごつくなってしまうのが嫌だからと、筋トレをしない方がおられます。
しかし、ダイエット中の運動においてウォーキングなどの有酸素運動よりも筋トレのような無酸素運動の方が減量に効果的ということがわかっています。
ダイエット中での筋トレで簡単にムキムキにはならないので、心配しないで大丈夫ですよ。
⑦ 生理中は太りやすい
→✖
生理の時は、どうしても体に水分をためこむため、むくみから太ってみえます。
また、生理中は食欲が増したりするために太りやすいと思われがちになりますが、直接的な要因にはなりません。
⑧ ゆっくり咀嚼しなければいけない
→△
早食いは、太りやすくなるだけでなく、疾患のリスクも高まります。
そのため、しっかりと咀嚼して食事をすることが重要になります。
ですが、あまりにも咀嚼に時間をかけてしまうとかえって余計に食べ過ぎてしまうため、食事に時間をかけすぎるのもよくありません。
*************************