しびれ×病気①
今回は、【痺れ】についてお話していきます。
当院でも様々な痺れを抱えた患者様がおられますが、特に脊柱管狭窄症が原因で歩行時や直立の際、下肢に痺れを感じるといった方が多く来院されます。
痺れは、ほとんどが60歳以上の高齢者に見られますが、中には40歳から50歳の方にもよく
見られます。
痺れを起こす原因は様々です。
例えば…
◎姿勢が悪い◎
背中が丸くなる猫背は、血の流れが悪くなり痺れを生じさせます。
脊柱管狭窄症は反り腰が原因で背骨の内側を通る脊柱管が圧迫されることで血の流れが悪くなり、痛みや痺れが引き起こされます。
また、職業柄、重いものを持ったり運んだりするような力仕事を長年続けてきた方にも多く見られます。
◎末梢神経に問題がある、または末梢血管の血の流れが悪い◎
末梢神経とは、脳や脊髄などの神経から身体全体の器官などに分布する神経のことです。
◎脊髄の病気◎
◎糖尿病◎
◎骨・関節の病気、またはケガ◎
幼少期にスポーツで負ったケガが原因で生じます。
◎ホルモンや代謝の異常◎
◎メンタル面◎
うつや慢性的なストレスから痺れが生じることも見られます。
上記のように痺れにはいろいろなパターンがあり、中でも大丈夫なケースと放置することで大きな病気を招く可能性があるケースに分かれます。
次回は、危険な痺れとそうでない痺れの違いについて紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。